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ラ・リーガのマラガ、乾所属のエイバルとスポンサー企業を結ぶビジネス交流会を開催

2018年04月12日 コラム Written by スポーツ×スポンサー辞典

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 今回は、リーガ・エスパニョーラに所属するマラガCFと日本代表・乾貴士が所属するエイバルが、2017年2月25日に開催されたリーガ・エスパニョーラ第24節エイバル対マラガCFの試合に際して行ったビジネス交流会についてご紹介します。

(出典:スポーツ×スポンサー辞典『ラ・リーガのマラガ、乾所属のエイバルとスポンサー企業を結ぶビジネス交流会を開催』2018年3月24日)

※画像:https://www.youtube.com/watch?v=SRfMRaMTt-A&feature=youtu.be より引用

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■ビジネス交流会「マラガビジネスクラブ(MBC)」
 このビジネス交流会は、マラガCFFCが主導で行う「マラガビジネスクラブ(MBC)」という中小企業・大企業にかかわらず、企業間の関係性を高め、シナジーを生むための取り組みの一環として行われた。

 このMBCを通して、参加企業は異業種の企業とサッカー観戦などをしながら交流することができる。エイバルでも同様の取り組みが計画されていたことから、互いの方向性が一致しビジネス交流会の開催の運びとなった。

 エイバルと共に行われたビジネス交流会でも各クラブのマーケティング部門が主導となり、マラガCFからは44の起業家、エイバルの地元の19の企業が参加し交流を行った。このビジネス交流会にはエイバルの胸スポンサー企業である「AVIA(スイスの石油輸入販売企業)」などを含め、各クラブのスポンサー企業も参加した。

 エイバルのホームスタジアムであるエスタディオ・ムニシパル・デ・イプルーアの施設も活用され、スタジアムやミュージアムの訪問はもちろん、ビジネスラウンジでカクテルレセプションなども開催された。そしてエイバル対マラガCFの試合を観戦し互いの交流を深めた。

■クラブ主導で新たなビジネスチャンスを創出する機会を提供
 このような取り組みは、スポンサー企業やその地元の企業、クラブ自体にとってもメリットのあるWin-Winな取り組みだ。

 スポンサー企業や地元の企業としては、普段出会うことができない企業と交流の機会が持てる点は非常に魅力的だ。もともと異業種の企業同士がシナジーを生むことを目的としているプログラムのため、新しいビジネスチャンスを掴むきっかけとなる。ただの交流ではなくスポーツを介することでフレンドリーに仲を深めることができ、関係性を構築しやすいだろう。

 クラブ側としてもこうした機会があるとスポンサー企業に新しい価値を提供することができる。それは新しいスポンサーの獲得や既存スポンサー企業からの継続的な支援の獲得となり、クラブをさらに発展させるチャンスにもなり得る。

 こうしたクラブ側から、スポンサー企業のメリットになる取り組みを実施していくことは、今後も求められていくだろう。スポンサー側から積極的にスポンサーシップの権利を活用していこうとする姿勢も非常に重要ではあるが、クラブ側からもその機会を提供することで互いに信頼が生まれ理想的な関係となる。最終的にはスポンサー企業にスポンサー費以上の価値を感じてもらうことが一番重要だろう。

■日本の状況
 ヨーロッパではこうした取り組みは日本に比べて盛んに行われている。日本では、スポーツ観戦のチケットがスポンサー企業に配布されることはよくあるが、社内の福利厚生での活用にとどまっていて、そこから他のスポンサー企業との交流持つといった活用をしている企業はあまり多くはないと考えられる。

 また、そうしたスポンサー間の交流を活性化させる場合はクラブ側による施設の整備が求められる。特にVIPが訪れるラウンジやスポンサーシートなどは、コミュニケーションを生むための工夫が必要だ。場合によってはクラブのスタッフが各スポンサー企業の間を取り持って繋ぐといった取り組みも効果的であろう。

 マラガCFもエイバルも共にビッグクラブとはいえない。しかし、各クラブのスポンサー企業や地元の企業を繋げるといった取り組みは、クラブの規模に関係なく行えることだ。こうした中規模のクラブの取り組みは、日本のスポーツチームにも参考にできる点が多いため今後も注視していきたい。


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【了】

記事提供:スポーツ×スポンサー辞典

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