「睡眠力」を重視するNFLが寝具メーカーと提携 スマートベッドで、選手のパフォーマンス向上を目指す
2018年03月01日 コラム スポンサーシップ/パートナーシップ Written by 川内 イオ

アメリカのナショナル・フットボールリーグ(NFL)は今年2月、アメリカの寝具メーカー「sleep number」との複数年に及ぶパートナーシップ契約を結んだ。この契約によって、NFLのすべてのプレーヤーにスマートベッド「Sleep Number 360」が提供される。
このベッドは「SleepIQ」と呼ばれるテクノロジーを備え、自動的に空気圧を調整してマットレスの柔らかさや形を変えたり、足もとを温めるなどして快適な睡眠をサポートする。さらに心拍数、動き、呼吸を追跡し、スマートフォンアプリを通して、最高の睡眠を得るための情報を提供する。主要なフィットネストラッキングアプリとの連携も可能だ。
同社はもともとダラス・カウボーイズとミネソタ・バイキングスと協力して、このスマートベッドの試験的な運用を行っていた。その効果が認められて発展した今回のNFLとの提携により、「sleep number」社の睡眠の専門家はNFL各チームのトレーナーと協力。選手やコーチの睡眠データは同社に提供され、パフォーマンスの向上だけでなく、ケガの回避やリハビリの効果を高めるために、眠りの質を高めるための取り組みを行う。
NFL側は「この提携によってもたらされる個別化されたスマートな睡眠は、プレーヤーにパフォーマンスを向上させる能力を提供する」「プレーヤーとコーチの幸福を向上させるために、最先端のテクノロジーで人間の体が根本的に必要としている睡眠を最大化する」とコメントしている。
NFLは睡眠の重要性に着目しており、昨年4月にはリストバンド型ウェアブルデバイス「whoop」を公式リカバリーウェアラブルと認定している。これは、睡眠と回復を測定する機能を持つフィットネストラッカーだ。
「睡眠力」が選手のパフォーマンスにどう結びつくのか、その結果に注目が集まる。
【了】
川内イオ●文 text by Io Kawauchi
1979年生まれ。大学卒業後の2002年、新卒で広告代理店に就職するも9カ月で退職し、2003年よりフリーライターとして活動開始。2006年にバルセロナに移住し、主にスペインサッカーを取材。2010年に帰国後、デジタルサッカー誌、ビジネス誌の編集部を経て現在フリーランスの構成作家、エディター&ライター&イベントコーディネーター。ジャンルを問わず「規格外の稀な人」を追う稀人ハンターとして活動している。『BREAK! 「今」を突き破る仕事論』(双葉社)を発売中。http://u0u0.net/Ct2N
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