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「アスリートの持つ引退への『不安』を『希望』に変えるお手伝いをしたい」 good for everyone projectの持つ大きな可能性とは?

2016年11月15日 コラム Written by Dreamers Japan 本田康弘

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 SJNでは不定期で、スポーツを活用したブランディングコンサルタント企業であるDreamers Japan株式会社の代表取締役、本田康弘さんにコラムをご執筆いただいています。

 第4回となる今回は、「good for everyone project」の大きな特徴である「売り手よし、買い手よし、世間よし」の三方よしの形について、お話しいただきます。
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 私は24歳の時に事故で大けがをしてしまい、意識が戻った時には競技ができなくなっていた経験があります。

 そんな自身の経験から、これからのアスリートのために、引退への「不安」を「希望」に変えるお手伝いをしたいと考え2012年に起業いたしました。そんな思いで起業してから、アスリートの引退後を照らすには、日本のスポーツ価値が向上する必要性があると強く感じました。

 アスリートの引退後を照らすには、その具体的な事例が必要です。

 例えば現役時代の活躍を知らない子どもたちが、引退後の社会での活躍に憧れて、自分たちも「そんな生き方をしたい」と考え、憧れの元アスリートのルーツをなぞって同じ競技をする。私はそんなスポーツとの出会い方をする子どもたちがあふれる社会になるお手伝いをしたいのです。

 そのために、「スポーツの素晴らしさ」を現役時代から感じ、「スポーツへの恩返し」を自然に意識する流れをつくりたいと考えています。

 「恩返し」は押し付けでは根を張りませんが、感謝が種であれば必ず根を張ります。アスリートの「スポーツへの恩返し」という意識を、引退後を照らす光源にするためにも、自分のプレーがどれだけ社会を照らしているのかを体感する機会は大切です。

 そんな機会を現役時代に、数多く体感してほしいと願っています。

 そんな流れをつくりたいという想いで、Cause Related Marketing(※)の仕組みを使って「good for everyone project」を構築いたしました。

 good for everyone projectは、Dreamers Japan株式会社が販売促進をお考えの【加盟企業】と代理店契約を結び、販売成約時に【加盟企業】よりDreamers Japan株式会社が頂く代理店手数料を、Dreamer【登録団体】に按分して行う、新しい形のCause Related Marketingです。

(※Cause Related Marketing:企業が商品やサービスを消費者に提供する際に、社会貢献に結び付くような仕掛けを取り入れるマーケティング手法。コーズ・マーケティングとも呼ばれる)


「社会を照らす活動を行っている団体・個人」【Special Dreamer】

の理想を現実にするための資金を、

「活動資金を求めるスポーツ団体・アスリート」【Dreamer】

の発信力を活用して、

「代理店を活用して商材を広く拡販したい企業」【加盟企業】

の商材を拡販する仕組みです。(オフィス移転・オフィスメンテナンス・廃棄業務・企業診断など)


 この仕組みを組み込むことで、「売り手よし、買い手よし、世間よし」の三方よしの形をつくり上げました。

 現在のスポーツの収益は、大きく見ると「広告収益」と「興行収益」の二本立てです。決してそれを否定するつもりはありません。

 しかし露出の少ない競技、観客を呼べない競技には、この二本立てだけでは非常に難しいのが現況です。

 活動資金不足を悩んでいるスポーツ団体や、アスリートのみならず、さまざまな社会を照らす活動を行なっているNPOやNGOの活動資金づくりにぜひ活用いただきたいと考えています。

 このプロジェクトを通して、スポーツと社会貢献活動の交流を行なっていこうと考えています。ただ単に、活動資金をお金でスポンサードしていただく既存の形ではなく、自分たちの輝きを経済活動に活用し、活動資金を得ながら、社会貢献が行えるようになっています。

 この形でさまざまな団体の活動意義は高まり、社会への視野も広がります。
 自分たちの発信力を生かして、経済を推進しながら、社会を照らす。
 この形をスポーツの新しい収益源にしたいと考えています。

 日本では2019年にラグビー・ワールドカップがあり、2020年にはオリンピック・パラリンピックが東京で開催されます。世界中のスポーツファンに注目される素晴らしい機会です。

 この機会を、いかに素晴らしいものにするか。その挑戦を今から始めることが、日本特有の素晴らしいレガシーを創ることになります。

 長年スポーツの発展を支えてきた、「広告収益」と「興行収益」の二本立てだったスポーツ収益に、新たにもう一本、三方よしで社会を照らす「good for everyone project」を追加することで、スポーツのさらなる発展につなげたいと考えています。

 「売り手よし、買い手よし、世間よし」

 この形をスポーツの力で推進することで、今まで以上にスポーツの輝きは増すことになると信じています。ぜひスポーツを愛する方々と、社会を照らす活動ができれば幸いです。何卒よろしくお願いいたします。

【了】

Dreamers Japan 本田康弘●文 text by Yasuhiro Honda(Dreamers Japan)

「good for everyone project」プロジェクトの詳細および、登録団体申し込みはこちらから↓
http://www.dreamers-japan.co.jp/gallery.html

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<Dreamers Japan株式会社とは?>
スポーツを活用したブランディングコンサルタント会社。
さまざまな社会貢献活動を行う団体やスポーツ団体への持続可能な継続的支援を目的にしながら、
同時に売上向上を願うクライアント企業の「販売力強化」と「社会貢献」を直結させる仕組みである「good for everyone project」をスタート。
近江商人が大切にしていた、売り手よし・買い手よし・世間よしという「三方よし」の精神をもとに、商材の社会貢献性を高めている。
公式サイト:http://www.dreamers-japan.co.jp/index.html
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