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【書籍紹介】『プロスポーツビジネス 私たちの成功事例』(東邦出版 編)

2017年04月29日 Written by 管理者

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【プロスポーツビジネス  私たちの成功事例】

スポーツビジネスを志す人たちに向けた、単なる教科書にとどまらない書籍『プロスポーツビジネス  私たちの成功事例』が発売中。
スポーツビジネス界のトップランナー9名が、スポーツビジネスの神髄を語っています。登場人物は、以下の通り。


【マーケティング】
日本コカ・コーラ
マーケティング本部マーケティング・アセッツ部長
渡邉和史(わたなべ・かずふみ)氏

1974年生まれ、カリフォルニア州サンディエゴ出身。高校卒業までアメリカと日本を行き来し、上智大学へ入学。卒業後、博報堂に入社。南米のサッカーの大会のマーケティングを代理店の立場として従事。2002年のFIFAワールドカップはFIFAマーケティングに在籍し、連盟側としてスポーツコンテンツを体験する。2011年からは日本コカ・コーラにてスポンサー側としてFIFA・オリンピック・選手契約等の部署を統括し、全立場からスポーツマーケティングを把握している存在である。

【スポーツデータリサーチ】
ニールセンスポーツ
代表取締役社長
秦英之(はた・ひでゆき)氏

1972年生まれ。明治大学卒。大学卒業後、ソニー株式会社で働く傍ら、アメリカンフットボール選手としてアサヒビールシルバースターで日本一を経験。同社に2012年まで在籍し、FIFAとのトップパートナーシップ等、全世界を束ねるグローバル戦略の構築を担当。2010年FIFAワールドカップをはじめ、数々のFIFA大会を絡めた活動を推進。現在はワールドワイドで展開するスポーツデータリサーチ会社であるニールセンスポーツの日本法人の代表として、スポーツスポンサーシップに対する投資価値を同社独自の方法で評価・測定。Jリーグマーケティング委員も務めている。

【スポーツファシリティ】
スポーツファシリティ研究所
代表
上林功(うえばやし・いさお)氏

1978年11月生まれ、兵庫県神戸市出身。京都工芸繊維大学大学院工芸科学研究科修了、修士(工学)。早稲田大学大学院スポーツ科学研究科修了、博士(スポーツ科学)Ph.D.。建築家の仙田満に師事し、環境デザイン研究所にて主にスポーツ施設の設計・監理を担当。主な担当作品として「兵庫県立尼崎スポーツの森水泳場」「広島市民球場(Mazda    Zoom-Zoom    スタジアム広島)」など。2014年に株式会社スポーツファシリティ研究所設立。江戸川大学経営社会学科非常勤講師、平成国際大学スポーツ健康科学科非常勤講師。主な研究内容「スポーツ消費者行動とスタジアム観客席の構造」「スポーツファシリティマネジメント」。日本政策投資銀行スマートベニュー研究会委員、スポーツ庁    スタジアム・ アリーナ改革推進のための施設ガイドライン作成ワーキンググループメンバー、経済産業省    魅力あるスタジアム・アリーナを核としたまちづくりに関する計画策定等事業選定委員。日本サッカー協会ナショナルフットボールセンター準備室ファシリティ&ボールパーク創生アドバイザー。超人スポーツ協会事務局長代理。

【イノベーション】
SAPジャパン
バイスプレジデント 兼 チーフイノベーションオフィサー
馬場渉(ばば・わたる)氏

1977年生まれ、新潟県三条市出身。中央大学卒業後、SAPジャパン株式会社に入社。大企業組織におけるイノベーションとそれを可能にするリーダーの開発とテクノロジーの採用を専門としている。デザインシンキングの方法論とSAPの最新クラウドサービスを組み合わせ、大規模組織にイノベーション文化を経営戦略として取り込む提案活動に従事。グローバル本社のデザインシンキング部門でカスタマーエクスペリエンス担当バイスプレジデントを務め、チーフイノベーションオフィサーを兼務。2014年に日本法人でのスポーツ&エンターテインメント事業立ち上げに尽力。2016年よりJリーグ特任理事に就任。政府IoT支援委員会委員。2017年よりパナソニック・ビジネスイノベーション本部副本部長、兼パナソニック・ノースアメリカ副社長に就任。

【スポーツツーリズム】
JTBグループ本社
スポーツビジネス推進室 エグゼクティブプロデューサー 兼 STHジャパン 取締役
倉田知己(くらた・ともき)氏

1960年生まれ。上智大学卒業後、日本交通公社(現JTB)に入社。シドニー支店勤務時代の2000年シドニーオリンピック・パラリンピックの現地斡旋本部の責任者として大型スポーツイベントに関わって以来、北京オリンピックやロンドンオリンピックをはじめ社内で大型国際スポーツ関連事業に多面的に従事する。現在は従来の選手輸送や観戦ツアーといったトラベル事業から、スポーツツーリズムをキーワードとした地域活性化や海外スポーツコンテンツ輸入等の新規事業への展開をプロデュースしている。2019年ラグビーワールドカップの社内統括責任者であると同時に、日本初のスポーツホスピタリティ専門運営会社である「STHジャパン」取締役を兼務している。

【アジア戦略】
株式会社Jリーグマーケティング
専務執行役員
山下修作(やました・しゅうさく)氏

1975年生まれ、埼玉県出身。北海道大学大学院修了。リクルートで営業、編集、企画、新規事業立ち上げ、ウェブメディアのリニューアル、プロモーション、マーケティング等に携わる。2005年より、Jリーグ公認ファンサイト「J’s     GOAL」の運営やJリーグのウェブプロモーション事業に従事。2012年より、Jリーグアジア戦略室室長としてアジアを中心とした国際戦略を展開。2016年よりJリーグ国際部長、本格的にアジア戦略を推進する。2017年4月より株式会社Jリーグマーケティング専務執行役員。国内および海外事業を手掛ける。

【クラブ経営】
アルビレックス新潟シンガポール CEO
アルビレックス新潟バルセロナ プレジデント
アルビレックス新潟 取締役
是永大輔(これなが・だいすけ)氏

1977年千葉県生まれ。日本大学芸術学部卒業。アルビレックス新潟シンガポール    CEO、アルビレックス新潟バルセロナ    President、アルビレックス新潟取締役。携帯サッカーサイト編集長やサッカージャーナリストを経て、2008年にアルビレックス新潟シンガポールCEOに就任。以降、独立採算で黒字経営を続け、売り上げ規模も10倍へ拡大。シンガポールサッカー協会理事も歴任した。クラブハウスにカジノを併設するなどユニークな経営手法により事業を多角的に展開している。

【スポーツブランディング】
スポーツブランディングジャパン
マネージングディレクター
日置貴之(ひおき・たかゆき)氏

大学を卒業後、株式会社博報堂に入社、その後FIFA    Marketing    AGに転職し2002年FIFAワールドカップのマーケティング業務を行う。2003年にスポーツマーケティングジャパンに入社、日本ハムファイターズの北海道移転におけるブランディング、北京オリンピック野球予選大会の大会責任者、また海外ではセリエA、NFL、NBA、WWE、UFCの日本におけるマーケティングやデジタルメディアの業務を行う。2009年よりアジアリーグアイスホッケーのH.C.栃木日光アイスバックスの取締役GMを務め、チームの再建およびリーグの再建に携わる。2013年よりNFL     JAPANリエゾンオフィス代表も兼務。また、2015年より東京オリンピック・パラリンピック競技大会組織委員会のセレモニーチームのプロデューサーとして2016年リオオリンピック・パラリンピック閉会式の「フラッグハンドオーバーセレモニー」のプロデューサー業務、東京2020オリンピック・パラリンピック競技大会における開閉会式のプロジェクトマネージャーを務めている。

【放映権ビジネス】
T.E.A.M.マーケティング
UEFAチャンピオンズリーグ・UEFAヨーロッパリーグ テレビ放映権/スポンサーシップ営業 アジア・パシフィック&中東・北アフリカ地区統括責任者
岡部恭英(おかべ・やすひで)氏

スイス在住。サッカー世界最高峰UEFA  チャンピオンズリーグに関わる初のアジア人。UEFA(欧州サッカー協会)マーケティング代理店「TEAM マーケティング」のテレビ放映権/  スポンサーシップ営業 アジア・パシフィック& 中東・北アフリカ地域統括責任者。慶應義塾体育会ソッカー部出身、ケンブリッジ大学MBA  取得、海外在住歴: 20 年以上 (スイス、イギリス、アメリカ、シンガポール、ベトナム)。スポーツビジネスアカデミー (SBA)  アドバイザリー・ボード、筑波大学院国際スポーツアカデミー (TIAS)特別講師。共著「国際スポーツ組織で働こう!」好評発売中!


<まえがきより一部抜粋>

 日本では今、スポーツへの注目度は日増しに高まっています。3年後には東京2020オリンピック・パラリンピックを控え、スポーツ界のみならず数多くの企業がこの高まりを好機と捉えています。また2016年に日本政府によって閣議決定された「日本再興戦略2016」で官民戦略プロジェクト10の一つとして「スポーツの成長産業化」が掲げられました。今や過去に類を見ないほどのモノとカネがスポーツに流れ込んでいます。

 ですが同時に、「スポーツビジネス」という言葉が独り歩きしているように感じ、危機感を覚えるようにもなりました。

 一言でスポーツビジネスといっても、その業種業態は非常に多岐にわたります。スポーツビジネスとは、いったい何でしょうか?

 スポーツの特性上、置き去りにされがちですが、「スポーツビジネス」はあくまでも「ビジネス」です。ビジネスを端的に表すのであれば、「価値の創造」と「価値の交換」。つまり「スポーツビジネス」とは、スポーツの持つ“価値”を商品やサービスにして世の中に届けることです。

 では、スポーツの持つ“価値”とは何でしょうか? これまでの日本のスポーツ界では、「感動」や「興奮」といったスポーツの持つ原始的な価値をもって営まれてきたように思います。ですが、それだけではスポーツに興味・関心を持っている人たちには響いたとしても、そうでない人には意義のある価値だと感じてもらえないでしょう。スポーツは実に多種多様な“価値”を有しているにもかかわらず、ごく一部の人にしか届かない価値を提供しているようでは、スポーツの市場は広がっていきません。「日本では欧米と比較してスポーツ界における産業化が遅れている」といった指摘がよくなされていますが、この問題の根本的な原因はこうしたところが背景にあるのではないでしょうか。

 スポーツの持つ“価値”は、もっと社会へと還元され、共有されるべきです。つまり、スポーツそのものが社会との接点となってその“価値”を届け、あらゆる人々にとって意義のある存在となる。それこそが、スポーツの社会的地位の向上、スポーツの産業化の推進へとつながると信じています。

(中略)

 本書に登場する、スポーツビジネス界における9人のトップランナーたち。

 彼らもまた、スポーツの持つ“価値”を信じ、国内だけではなく世界を舞台にスポーツビジネスの最前線で活躍されている方々です。彼らはいかにしてここに至ったのか。子どものころは何を考え、どのようにしてスポーツと出会い、この世界へと飛び込む決意をしたのか。現在どんなビジネスを展開し、未来をどう見据えているのか。そして、そこからあぶり出される彼らの信念が、ここに描き出されています。

(中略)

 トップランナーたちが語る、「プロスポーツビジネス 私たちの成功事例」。

 本書は単なるスポーツビジネスの教科書ではありません。トップランナーの言葉をひも解きながら、スポーツの持つ“価値”をあらためて見つめ直し、「スポーツビジネス」の未来を切り拓くためのきっかけになればと願っています。そして、読み終えた読者のなかから一人でも、自分の夢や目標に向かって駆け出すきっかけになれば幸いです。


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